こんにちは!『Kee(@Kee_s_Art)』です。
今回は元々持っていた白い食器を、陶器用の水性アクリル絵の具【ポーセレン150】を使って、自分好みの食器にペイントした話をしたいと思います。
- 白い食器をペイントしてオンリーワンの食器を作りたい人
- 白い食器をリメイクして再利用したい人
- ハンドメイドやDIYに興味のある人
- 創作の趣味を参考にしたい人
該当する人の参考になれば幸いです。
そして、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
本題に入る前に、一つ注意点です!
なので、残念ながらオーブン機能つきの電子レンジを持っていない方は、こちらのペイントはできませんので、ご了承の上お読みくださいませ。
ちょうどこれからオーブン機能付きの電子レンジ欲しかったんだ!って方は、私が使用している電子レンジのリンクも貼っときますね。
私が使用しているモデルは【NE-FS300】でしたが、生産終了になっていたので、最新機種電子レンジになります!
シンプルなデザインで、必要な機能のみで、
レンジの中に丸テーブルがないタイプで、掃除も楽で、すごく気にってます。
さすがPanasonicさんです!(Panasonic好き)
【ポーセレン150 陶磁器用水性アクリル絵具】ってそもそも何?
【ポーセレン150 陶磁器用水性アクリル絵具】は陶磁器用の食器にペイントできる絵の具のことです。
簡単な使用方法は、絵の具を使用してペイント後→オーブンで焼くだけ!
とてもシンプル!
焼いたあとは洗っても落ちずに食器として使えますよっていう商品になります。
公式サイトにも以下の説明は載っております。
ご家庭のオーブンで手軽に焼成できる、陶磁器用絵具です。余熱をせずに、常温の状態で作品をオーブンに入れ、150℃の低温で35分間焼き付けることによって定着します。 焼付け前であれば、水やアルコールでの修正も可能です。焼付け後の作品は水洗いしても色落ちしません。
pebeo 陶器用 – ポーセレン150
APマーク*取得の人体に無害で安全な水性絵具ですから、作品は暮らしの中の器として、安全にお使いいただけます。
安全に使用できるとの記載もあるので、安心ですね♪
今回ペイントに使用した白い食器の紹介
今回ペイントに使用した白い食器はこちらです。
二人暮らしのときにも使用していた食器になります。
色々探し回ったのですが、自分好みの色や形の食器を見つけることができず、
そもそもこちらの食器は形や大きさは気に入っていたのと、
すでに持っているのに新しいものが欲しいと思ったのが、間違いと気がつき…
どうせならこの食器をペイントして再利用できないかな!?
と思って、【ポーセレン150 陶器用水性アクリル絵の具】を使って、
真っ白な食器を自分好みにDIYしてみることにしました。
今回ペイントに使用した画材【ポーセレン150 陶磁器用水性アクリル絵具】の紹介
早速、新宿の世界堂さんに画材を購入しに行きました!
遠方の方や近くに購入場所がない方は通販でも売っております。
お店で購入派ではなくて、通販派の人も安心ですね。
初心者はセット商品がおすすめかと思いますが、
わたくしは好きな色、今回使いたい色があったので全て単体で購入しました。
あと、筆も一本も所持していなかったので、大中小で購入しました。
筆はなんでも良いと思いますし、お好みで選んでいただければ!
私は油絵用のナイロン素材の筆を購入して使用しましたが、筆が長くて使いやすかったです。
細い筆に日本画、書道用の筆を購入しましたが、手入れの仕方が悪かったのかパックリ割れて使用が難しい状態になってしまったので、
細い筆は百均や爪楊枝の方がいいなと思います。
あと、パレットも持っていなかったので購入しました!
ですが、プラスチック製のパレットと絵の具の相性が悪いのか、固まって取れなくなってしまったので、日本画用の皿系のパレットの方がいいかもしれません。
公式サイトによると、陶磁器にペイントしてオーブンで焼く前だったら水で落ちるとのことだったので、おそらく固まらないのでは?と思います!
もし上記を使用して固まってしまった!等ありましたら、すみません。
百均にも似たようなお皿売っていた気がするので、百均で購入もおすすめです。
私が使用したプラスチックのパレットでも、絵の具がめちゃくちゃカピカピに固まったときにピロンと取れました(笑)
プラスチック製のパレットでも使用できなくはなかったのでご安心くださいませ。
プラスチック製のパレットは消耗品感覚になるかと思うので、こちらも百均で購入した方が安く、手軽にGETできると思います!
ちなみに、私が購入したものの合計金額は5000円ちょっとでした。
少しかかったけど、画材ってこれくらいするものだし!1回切りではないと思うとコスパの良い買い物をしたと思ってます。
【ポーセレン150 陶磁器用水性アクリル絵具】を使用して真っ白な食器をリメイクする手順を紹介
【ポーセレン150 陶器用水性アクリル絵の具】の公式サイトにも詳しい手順がわかりやすく載っているのでそちらも参考にしていただくのが良いかと思いますが、
今回は私がどんな感じで作ったのか見ていただけたら!と思います!
①デザインを決める
モノづくりにおいて一番最初にやるべきことって、どんなものを作るか?ですよね。
撮った写真をipadで読み込み、ざっくりとした色とデザインを決めました。
青い方が私、グレーの方が妹が使う想定で考えました。
上記のどんぶり系の食器にプラスして、
ビフォーの真っ白の状態の写真がないのですが、2人暮らしの食器紹介でも紹介した別タイプの白い食器もリメイクすることに。
こちらはデザイン画を軽くイラストで描いてみました。
この食器は妹にプレゼントするため、グレー系の色味に。
深が浅い方のお皿のペイント前の真っ白の状態の写真がなくてすみません(泣)
デザインを考えるのに使用したアプリはちなみにProcreate!
Procreate
Savage Interactive Pty Ltd¥2,000posted withアプリーチ
有料アプリですが、使い切りなのが嬉しい。イラストもipadを購入してからProcreateを使用してます。とても使いやすいのでおすすめです。
②実際に【ポーセレン150 陶器用水性アクリル絵の具】を使用して食器をペイントする
早速、【ポーセレン150 陶器用水性アクリル絵の具】を使って、①で決めたデザイン通りにペイントします。
度々すみません…。ペイントの作業工程の写真を撮るのを忘れました(笑)
使用した感想なのですが、【ポーセレン150 陶器用水性アクリル絵の具】は伸びが悪いと感じるときがありました。
そういうときは、専用の薄め液が売っているので、こちらを使用してちょうどいい塩梅にして使用しました!
あとは色を混ぜて使ってもいいので、普通の絵の具と同じような感覚で使用できました!
③絵の具を乾燥する(私の場合はおそらく3日間くらい放置しました。)
【ポーセレン150 陶器用水性アクリル絵の具】の公式サイトには乾燥する時間(放置する時間)については以下の記載があります。
絵付け後、最低24時間以上は自然乾燥させてください。厚塗りした場合やアウトライナーを使用した場合は、3日~5日以上自然乾燥させてください。
pebeo 陶器用 – ポーセレン150
私の場合は、結構厚塗りをしたので、24時間以上放置しました。
多分、3日間くらい自然乾燥(放置)したと思います。
基本的に待つことが苦手なタイプだけど、頑張って待った!(笑)
④オーブンで焼き付けする(余熱なし150℃/35分)
角皿にクッキングシートを引いて、その上にペイントした食器をのせて、オーブンの中にセット!
電子レンジのオーブン機能で余熱なしの150℃の35分に設定して焼き付けます。
ドキドキする…!意外と匂いもする!焦げてないか心配…!!(ソワソワ)
待てない性格(2回目)なので、ソワソワしながら待ちました(笑)
35分経って!オープン・ザ・ドア!ってすぐに開けたかったのですが…、
焼付け後はすぐにオーブンの扉を開けず、作品が冷めるまで1~2時間庫内で放置します。
pebeo 陶器用 – ポーセレン150
※庫内の温度が高いままオーブンの扉を開けると、急激な温度変化で作品が割れる場合があります。
もうここまで来たら、待つのにも慣れてきました(笑)
頑張って1時間くらい電子レンジの中で放置して、ついに対面です!
できた〜〜!!!(あれ?見た目は焼き付け前とあんまり変わらない!(笑)
⑤完成!
食器用洗剤で洗ってみましたが、【ポーセレン150 陶器用水性アクリル絵の具】は落ちませんでした!
成功ってことでいいですね!(不安)
デザイン画を描いた方の深が浅い方の食器の内側について。
デザインの時点では線模様にしてたのですが、実際にペイントしてみたら、ごちゃごちゃした感じになってイマイチだったので、修正しました。
焼き付け前なら、水をつけたスポンジで絵の具を落とすことができました♪失敗しても安心ですね。
そして、一度決めたデザイン(頭の中で思い描いているもの)を形にするのって難しいんだなと改めて時間しました。
今後の課題です。
そして、1点懸念点?疑問点なのですが、
今回ペイントした食器なのですが、オーブン対応の食器かどうかは実はわかりません。
どんぶりの方は実家から持ってきた食器、深が浅い方の食器は確かニトリだったかな。
オーブン対応の食器って、グラタン皿のような耐熱皿のようなイメージなので、きっとオーブン非対応だったのでは?と思います(笑)
無事にできたからよかったことにします。終わりよければ全てよしです。
『ハンドメイド:ポーセレン150 陶磁器用水性アクリル絵具】真っ白な食器を自分好みにペイントしてお気に入りの食器にした』のまとめ
初めての経験でしたが、無事に完成して嬉しかったです。
美大で作品を作っていた初心の気持ちを思い出しました。
何かを創作するのって楽しいし夢中になれるし、いろんなものを作って、自分のこれだ!って思うものを見つけていきたいです。
では、今回のまとめです。
- 【ポーセレン150 陶磁器用水性アクリル絵具】を使用して食器をペイントしてオーブン150℃の35分で焼き付けると、自宅でオンリーワンの食器が作れた!
- 【ポーセレン150 陶磁器用水性アクリル絵具】を焼き付け後は、食器用洗剤で普通に洗っても落ちない!食器として安全に使えた!
- ペイントに使用した真っ白な食器はオーブン対応なのかは不明だが、焼き付けることができた!
- 食器にペイントしてリメイクすることは、新しくものを買わずにミニマリスト的にもメリットがある。環境にも優しい。
- オーブン機能付きの電子レンジを持っていれば、【ポーセレン150 陶磁器用水性アクリル絵具】、筆、パレットのみの初期費用で始められるので、コスパがいいと思った!
眠っている白い食器を持っていて、何か創作したいなあ!って思っている方は、いかがでしょうか。
それでは今回は終わりです。またね