こんにちは!『Kee(ケエ)【@Kee_s_Art】』です。
今回はウィンザー&ニュートンさんの新しい水彩絵具を購入しましたので、
中身がどんな感じなのかと、色がどんな感じなのかをレビューさせていただきます。
そして、新しい水彩絵具を使って『おしゃれなカフェの外観』をスケッチしましたので、こちらもレビューがてら制作過程を紹介したいと思います。
こちらの記事は以下のような方に向けた記事となります!
ウィンザー&ニュートンさんの水彩絵具を購入するか悩んでいる方
ウィンザー&ニュートンさんの水彩絵具はどんな色なのか気にっている方
これからペン&水彩でスケッチをしたいと思っている方
参考になりましたら、大変嬉しいです。
今回のスケッチもYouTubeにイラストメイキング動画をアップしております。
映像だと、水彩絵具がどんな感じなのかがより伝わると思うので、ご興味のある方は合わせてみてください♪
それではスタートです!
水彩絵具のレビュー
水彩絵具を新しく購入した理由
まず最初に私が水彩絵具を新しく購入した理由を少しお話しします。
私が水彩絵具を購入した理由は、「もともと持っていた水彩絵具の色が少なくなってきた」からというシンプルな理由です。
もう少し詳しくお話させていただきますね。
私は今回水彩絵具を購入するのは2回目になります!
初めて購入した水彩絵具も今回新しく購入した水彩絵具と同じウィンザー&ニュートンさんの水彩絵具となります。
ちなみに初代の水彩絵具は、「ウィンザー&ニュートンコットマンHP12色ポケットプラス」になります。
ここからはもともと持っていた絵具のことは「ポケットプラス」と言わせていただきます。
水彩絵具の茶色の「バーントアンバー」がもうすぐ無くなりそうになり、
単品で絵具を購入するか、また同じ12色セットの水彩絵具を購入するか・・・、
とてもとても迷いました(笑)
調べてみたらAmazonでは単品で買うと少し割高な感じがしたのと、
「バーントアンバー」以外にも残り少なくなってきた色もあったので、今回もセットで購入することにしました。
水彩絵具をセットで購入するときに、もともと持っていた水彩絵具の「ポケットプラス」を購入するか、別のセットを購入するかでまた悩みましたましが・・・(笑)
今回は別の水彩絵具のセットを購入しました。
新しく購入した水彩絵具には、もともと持っていた水彩絵具の「ポケットプラス」色がほとんど入っておりましたので、
お求めの「バーントアンバー」や、他にも色が少なくなってきて、欲しかった色が入っていたので、購入の決め手となりました。
購入した水彩絵具はこちら
新しく購入したウィンザー&ニュートンさんの水彩絵具はこちらになります。
Winsor & Newton ウィンザー&ニュートン 水彩絵具 コットマン ウォーターカラー カスタマイズトラベルメタルボックスセット ハーフパン 12色セット
になります。
私がスケッチの参考にしている書籍の著者の永沢まことさんも、これと同じではないけど、こんな感じの水彩絵具を持っていたので、こういう見た目のものが欲しかったんですよね〜!!
似たようなものをゲットできてワクワクしております!
ちなみにスケッチの参考にした書籍はこちらになります。
外見は缶のような素材です。パッカとあけるとこんな感じになります。
12色セットですが、絵具をセットするところが2段となっており、絵具は合計で24色セットすることができます。
色数が増えたときに便利だなって思ったのと、もともと持っていた水彩絵具もセットしたいな〜って思ったのが、
今回「コットマン ウォーターカラー カスタマイズトラベルメタルボックスセット ハーフパン 12色セット」を選んだ理由でもあります。
ここからは新しく購入した水彩絵具は「カスタマイズボックス」と言わせていただきます。
水彩絵具を開封してパレットにセットしていく!
それではパッケージを外して、絵具を一つずつセットしていきます。
絵具は簡単にセットできました。セットすると体感でカッチっと音がする感じがします(笑)
全12色セットできました!セットするとこんな感じとなります。
下のパレットは絵具の蓋のような感じになります。
上下の蓋がそれぞれパレットとして活用できる感じがします。
ですが、下のパレットは実際に使ってみたときに思ったのですが、
少し斜めになっているのもあり、絵具を混ぜるときに不安定感を感じました。
なので、上についているパレット(本体の蓋になっている)の方が安定感があったので、パレットとして使うのは上の方がおすすめです。
パレットとして使うことは不向きである下の蓋のパレットですが、
上の蓋のパレットを水洗いするときに、絵具の上に蓋をすることができるので、とても洗いやすかったです。それが便利だと感じました。
ズボラな私にはありだたい、絵具の蓋でした♪
ここで問題発生!水彩絵具の色の名前を間違えて認識しておりました…。大変申し訳ありません。
もともと持っていた水彩絵具の「ポケットプラス」と比較してみました。
どちらも12色セットですが、少し入っている色のラインナップに違いがあったので紹介させていただきます。
まずは赤系!
もともと持っていた水彩絵具(ポケットプラス):パーマネントローズ
新しく購入した水彩絵具(カスタマイズボックス):アリザリンクリムゾン
そして青系は、
もともと持っていた水彩絵具(ポケットプラス):セルリアンブルー
新しく購入した水彩絵具(カスタマイズボックス):プロセインブルー
赤系と青系でそれぞれ1色ずつ違いがありました。
色の違いについては、この後実際に水彩絵具を塗ってみるときにお伝えします。
そして、ここで大事件が発生しました。
Amazonの商品ページをみたときには、どちらの水彩絵具のセットでも同じ色だと思っていた、「茶色」系の2色。
こちらを見比べてみると、明らかに色が違うように感じました。
絵具の側面に色の名前が英語で書いてあることに気がついたので、
もともと持っていた水彩絵具「ポケットプラス」の色の名前を改めて確認しました。
なんと、絵具が少なくなっており、今回の購入した水彩絵具の「カスタマイズボックス」でもお目当てだった茶色の「バーントアンバー」・・・。
こちらはなんと「バーントアンバー」ではなく「バーントシェンナ」だったのです。
今までブログやYouTubeの動画で何度も「バーントアンバー」として紹介してきましたが、色の名前を間違っていることに今気がつきました。
大変申し訳ありません(;;)
そして、今まで「バーントシェンナ」だと思い込んでいた絵具は「イエローオーカー」という色でした。
これもびっくり。黄土色のような色だなあと思っていたので、名前を確認してなんか腑に落ちました。
この勘違いから色の名前を改めて知ることができたので、よかったとと思う反面、
これまで私の発信を参考にしてくださっている方がいらっしゃったらと考えると・・・。本当に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
本当に申し訳ありませんでした。
ブログ記事の誤りは今後加筆修正させていただきます。
そしてYouTube動画で色の紹介を間違ってしまった動画にはコメント欄にて間違いがある旨の記述と謝罪をさせていただいております。
今後は色の名前を間違えないように、より一層に注意してコンテンツ作りに励んでいきたいと思っております。
引き続き、応援をしていただけると嬉しいです。
なので、混乱させてしまっているかと思いますが、
赤系、青系に加えて茶色系でも、もともと持っていた水彩絵具の「ポケットプラス」と今回購入した水彩絵具の「カスタマイズボックス」で入っている色に違いがありました。
茶色系は、
もともと持っていた水彩絵具(ポケットボックス):イエローオーカー
新しく購入した水彩絵具(カスタマイズボックス):バーントアンバー
茶色系も、このあと実際に色を塗ってみるので、そのときに色の違いについてお話しさせていただきます。
そして、「バーントアンバー」改め!「バーントシェンナ」はどちらの水彩絵具のセットにも入っておりました。
なので、色の認識違いがありましたが、お求めの「バーントシェンナ」を無事にゲットすることができたので結果よかったと思っております。
もともと持っていた水彩絵具の「ポケットプラス」にしか入ってない3色は、下の段にセットしてみました。
それでは、色のレビューに入ります!
実際に全色塗ってみる!
新しく購入した水彩絵具「カスタマイズボックス」に入っている12色全てを実際に塗っていきます。
12色+元々もっていた水彩絵具の「ポケットプラス」にしか入ってなかった3色を塗りました。
あとで見返したときにもわかるように、色の名前を書いときました。
英語で書いたから読み方を毎回調べることになりそうなので、あとで読み方もメモしとこうと思っております(笑)
全色書いたつもりでしたが、一番左の下の「パーマネントローズ」の色の名前を書き忘れているという失態としておりました。
なのであとで付け足しました。大変失礼致しました。
そして色の違いについてなのですが、
どちらも元々持っていた水彩絵具の「ポケットプラス」の3色の
赤系の パーマネントローズ
青系のセルリアンブルー
茶色系のイエローオーカー
は鮮やかな色の印象を感じます。
そして、新しく購入した「カスタマイズボックス」の新色の3色の
赤系の アリザリンクリムゾン
青系のプロセインブルー
茶色系のバーントアンバー
はどれも落ち着いた色だと感じました。
それぞれ違う色に感じたもあり、「カスタマイズボックス」に入っていた新色も使えそうだなと思いました。
これから実際に使っていくことで、色の良さがわかってくると思うので、色塗りの楽しみが増えました♪
そして、もともと持っていた水彩絵具の「ポケットプラス」の3色は色味が好きで、使いやすいと感じていたので、引き続きリピートしていきたいなと思いました。
あとは、使用している紙によって色の印象が変わると思います。
なので、気になる方は色を塗る前に、色塗りをする紙に試しで色を塗ってから塗り始めるのがおすすめです。
ちなみに、私が今回使用している紙は若干黄色味のある紙色となります。
そのためか、温かみのある柔らかい印象を感じる色合いとなっております。
私が今回スケッチに使用した紙は、ターレンスさんのスケッチブックとなります。
色は紙によって変わるかもしれないけれど、大体の色のイメージは伝わったかなと思いますので…!!
ウィンザー&ニュートンさんの水彩絵具「カスタマイズトラベルボックス」の購入を検討している方の参考になりましたら幸いです!
新しく購入した水彩絵具を使って色塗りをする
色見本を作成して、大体の色のイメージが把握できました。
それではここからは、実際にスケッチした絵に色を塗っていきたいと思います!
今回はオシャレカフェの外観のスケッチに色を塗っていきます。
①植物のグリーンから塗る
最初は植物のグリーンを塗っていきます。
明るい黄緑色の「サップグリーン」を1色のみ使って塗っていきました。
少し隙間を空けながらまばらに、筆をポンポンと置いていく感じで塗っていくと、葉っぱ感が出て植物っぽくなると思います。
②建物を全体的に塗っていく
続いて、カフェの建物を塗っていきます。
まずは影っぽくなっている部分から塗っていきます。
使った色は、茶色の「バーントシェンナ」と青の「ウルトラマリン」を混ぜた色となります。
私はこの色の組み合わせが好きです。
なので、影の色のようにグレーのっぽいを作るときは、よくこの組み合わせの色を作ります。
続いて、濃い茶色の「バーントアンバー」を使って、建物の色を全体的に塗っていきます。
今回購入した水彩絵具の「カスタマイズトラベルボックス」の絵具の開封しているときに、「バーントアンバー」だと思っていた色が「バーントシェンナ」だったという事件が発生いたしました・・・。本当に申し訳ありません・・・。
なので、私の動画やブログの記事を見てくださっている方からすると、聞きなれている「バーントアンバー」かと思いますが、
「バーントアンバー」は「カスタマイズトラベルボックス」にしか入ってない新色となりますので、はじめましてとなります(笑)
「バーントアンバー」はしっかり茶色のような色です。今まではこの色を作るのには色を混ぜないと作れなかった色だなあと感じております。
色を濃くしたいところには絵具を多めに、
色を薄いしたいところは、濃いところに塗った絵具を伸ばしながら塗っていくのような感じで、絵具の量を調整しながら塗っていきました。
次に、新しく購入した水彩絵具の「カスタマイズボックス」に入っていた青と茶色を混ぜて色を作りました。
その色は濃い青の「プロセインブルー」と暗い色の茶色の「バーントアンバー」になります。
それを看板の下の暖簾のようなところに塗ってみました。
先ほど塗った色の組み合わせの「バーントシェンナ」と「ウルトラマリン」を混ぜた色と、似ている色かなと思いました。
イコール今回作った色も好きな色の組み合わせだなと思いました。
グレーっぽい色を作りたいときは、青と茶色の組み合わせるは本当におすすめです。
そして、次もまた青と茶色の組み合わせで色を作りました。
今度は青の「プロセインブルー」と茶色の「バーントシェンナ」で色を混ぜてみました。
こちらも、さっき作った色との違いが自分でもわからなくなってきました(笑)
だけど、少しずつ色を変えていくことで、本当に微々たる色の変化かもしれないけれど、その微々たる色の違いが色の深みに繋がっていると思います。
そして、今回のように初めて使う色の場合は、どんな色が作れるのかわからないので色々試してみるが良いと思います。
③店内の明かりや窓ガラスなど、細かいところを塗っていく
カフェの建物の色が全体的に塗り終わったので、細かいところを塗っていきます。
まずは、お店の中の灯りを塗ります。
黄色の「カドミウムイエロー」を使って、塗っていきました。
続いて、看板の上にある窓ガラスも色を塗っていきます。
今まで持ってた水彩絵具の「ポケットプラス」にしか入っていない明るい青の「セルリアンブルー」で塗りました。
今塗った「セルリアンブルー」の余った色を、看板の下の暖簾だったり、カフェの建物にも追加で塗ってみました。
これは本当になんとなく塗ってみたといった感じです。
「色塗りは、感性」だと思っているので、「理由もなくここにこの色を塗ってみた」ってことがあってもいいと思います。
色塗りは楽しんで感じたまま塗っていきましょう!
④色味を調整していく
全体的に色を濃くしていきます。
まずは植物のグリーンの色を濃くしていきます。
濃い緑の「ヴィリジアン」で塗っていきます。
塗り方は、一番最初のグリーンを塗ったときと同じで、筆でポンポンと置く感じでまばらに塗っていきます。
そうすることで、最初に塗ったグリーンを生かすことができ、いい感じに色が馴染んで、より植物のグリーンっぽくなると思います。
続いて、地面を塗っていきます。
使った色は黒の「ランプブラック」です。こちらをうっすら塗りました。
黒は絵具を塗りすぎてしまうと、濃くなりすぎてしまうので本当に少量の絵具で水を多めにつけて塗るのがポイントです。
次に、カフェの建物の色を調整していきます。
使った色は茶色の「バーントシェンナ」で塗り重ねていきました。
やっぱり「バーントシェンナ」は使える色だなと改めて実感しました。
さすが元々持ってた水彩絵具で一番最初に色が少なくなった色なだけありますね。
今回新しく購入した水彩絵具でも一番最初に無くなりそうです(笑)
色を塗り重ねることで、より鮮やかな木の色になったかなと思います。
続いて、店内の明かりの色を調整していきます。
パレットに残っている色の「カドミウムイエロー」と「バーントシェンナ」を混ぜた色を使って塗っていきました。
私はよくパレットに残っている同士の色を混ぜて色を塗ることは多いです。
色味の調整も完了しました。
改めてスケッチ全体を見てみると、少し右側が寂しく感じてしまったので、
背景の色を追加で塗っていきます。
先ほど塗ったパレットに残っている同士で混ぜて作った色に、青の「ウルトラマリン」をさらに混ぜて色を作りました。
こちらは「さびしいな」って思った部分になんとなく塗っていきました。
色を塗っただけではまだ少し寂しさを感じたので、ペンで線を追加しました。
色塗りが終わった後でも線は追加しても全然OKです。
ただし、水彩絵具がある程度乾いてからじゃないと、ペンで線を描くことは難しいと思うので、少し時間をおいてから描きましょう。
実は、私はこの線を描いている途中で、もう少し乾かしてからのほうが描きやすかったなと少し思ったのはここだけの話とさせてください(笑)
⑤色塗りおわり!スケッチの完成!
ペンで線の追加も終わり、スケッチが完成しました!
今回の反省点としては、細い筆ばかりで色を塗ってしまったことです。
新しい水彩絵具を塗るのに、少し緊張してしまい(笑)
控えめな感じの色塗りになってしまったかなあと、YouTubeの動画を編集しながら思いました。
だけど、最終的にはレトロな感じの色合いとなって、いい感じと今は思っているので、
ひとまずはよしとします。
描きながら次の課題点を見つけていくことが、スケッチ上達への道となるんだなと、改めて思うことができました。
今度は太めの筆で色を塗るスケッチしていきたい!と思いました。
気になった方は今後の動画も見てくれたら嬉しいです!
そして今回の記事の内容はYouTubeの動画にもしております。
ウィンザー&ニュートンさんの水彩絵具がどんな感じなのか、動画の方がより伝わるかなと思うので、お時間のある方は記事と併せてみてください♪
今回のスケッチで使った道具紹介
記事の中でも紹介したものもございますが、最後に今回のスケッチで使った道具たちをさっと紹介します。
まずはペン線画に使ったペンはサクラクレパスさんのピグマペンとなります。
色塗りに使った水彩絵具は、ウィンザー&ニュートンさんの水彩絵具です。
今回新しく購入した水彩絵具は「ウィンザー&ニュートン 水彩絵具 コットマン ウォーターカラー カスタマイズトラベルメタルボックスセット ハーフパン 12色セット」となります。
もともと持っていた水彩絵具は「ウィンザー&ニュートンコットマンHP12色ポケットプラス」となります。
これからペン&水彩でスケッチを描いてみたい方の参考になりましたら嬉しいです!
以下の動画では、水彩スケッチをこれから始めてみたい方に向けて、描き方のほかに画材についても詳しく紹介しております。気になった方は見てください♪
『【ウィンザー&ニュートン水彩絵具レビュー】おしゃれカフェの外観スケッチ!描き方解説。』のおわりに。
今回はウィンザー&ニュートンさんの水彩絵具をレビューさせていただきました。
中身がどんな感じなのかと、色がどんな感じなのかが伝われば大変嬉しいなと思っております。
そして、今回のスケッチで紹介した私の描き方も参考になれば、とても嬉しいです。
ブログ&YouTubeでは、こんな感じで私のスケッチを発信をしております。
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